Bitplane

My Favorite 90's Music (2) 2017-08-15
さきほどの記事のつづき。


1995 - Bathory - Blood on Ice


このジャケット画像をよくよく見て欲しいんだけど、
ペガサスでしょ、ウォーリアーでしょ、山、森、黒騎士たち、ドラゴン、魔法使い、魔獣使い、
そして真正面におわしまするは炎の剣。

90年代といえばBathoryがバイキングメタルとかいうとんでもない悪魔合体音楽を完成させた時代なわけだけど、
それがこの、ノストラダムスの時代だったってのは、なんつーかね、もうね・・・


1995 - Grace - Not Over Yet (BT's Spirit of Grace Remix)


10年くらい経った後にエレクトロ・ハウスとかプログレッシヴ・ハウスとか言われるようになる音楽。
この5:10くらいからのシンセリフがむちゃくちゃで、
どうやったらこんなものを打ち込めるのか、脳みそ解剖して調べたくなるような美しい名曲。


1996 - Jeff Mills - The Bells


テクノミュージックのマスターピースだよね、これ。
オールタイムでテクノの名曲を5曲挙げろと言われたら、必ず1曲はこの曲が入ってくる。
大音量で聴いた時の、この強烈な破壊音のようなキックはマジで脳が溶けそう。

俺達はこういう音楽を聴き、エヴァンゲリオンを観、
新興宗教の毒ガステロを遠巻きに観ながら、人類最後の日に備えてた。


1996 - Coldcut - More Beats and Pieces


この曲が入ってる 'Let Us Play' っていうアルバムは、
マッシュアップ用に大量の音素材とビデオ素材が入っているなどなど、
この時代の「マルチメディア」を感じさせる素晴らしい名盤なんだけど、
実は自分が大昔に作った 'チョウの標本' の音、映像素材として、かなりお世話になりました。


1997 - Radiohead - No Surprises


もう説明いらんだろ、この曲はw


1997 - The Verve - Bitter Sweet Symphony


はいはい、イギリス国家、イギリス国家!
これぞ人類滅亡の時代のイギリスの聖歌!
ラリラリかつ死ぬほど優すぎてラリる。


1998 - Shpongle - Divine Moment of Truth


インターネットの時代、初期フラッシュ動画最大のヒット作品。
やはり、肉体という束縛から解き放たれカリ・ユガ的な何かへと至る内容の動画。
確実に科学系のおくすりをキメて映像制作をした跡が窺えるが、
時は世紀末、アルマゲドンは目前なので、そんなことは小さなことなのだ。


1998 - Ryoji Ikeda - 0℃


この曲に出会ったのは、高校2年生の夏だか秋だかで、
これを聴いた瞬間、今までに聴いたすべての音楽が、1マスずつズズッとずれるように古くなった。

これは「シカゴ音響派」というジャンル音楽で、後にエレクトロニカって呼ばれるようになるんだけど、
だいたい「エレクトロニカ」という名前がついたころには金太郎アメ臭が強まってきて、
シカゴ音響派を聴いてる連中はみんなロックやエスノ、ソウルなんかに散って行った。


1999 - Nadège - Lakme


「ドラッグ絵本」や「完全自殺マニュアル」の時代のシャンソン。
巨大な構造物がガラガラと音を立てて崩れていくようなうつくしい音楽。

そりゃ誰だって、死ぬときはこういう風にきれいに死ねたらいいよねって思うわ。


1999 - Sigur Rós - Flugufrelsarinn


このアルバム、リリース日がホントに1999年6月だから、1999年7の月の直前だよ!
胎児が描かれたジャケットっていうのもね、もうね。

ここから紡ぎ出される音楽を聴きながら、わたしはオナニーをするのです。
こうして人類は幸せに包まれてアセンションされるのでした。